2007年02月15日(木)
春の訪れ [院長日記]
昨日全国で「春一番」が吹き荒れ遭難した船もあるようです。
梅の花、ウグイス、菜の花、つくしなど春の訪れを感じるのは人それぞれでしょう。私の場合は小学生、しかも低学年のうちから毎年、春先になると「花粉症」になります。目が痒くなり、クシャミ、鼻水が止まらなくなるあれです。
私は自分の「鼻」で春の訪れを感じます。
本来なら生命感に満ち溢れ、新しい生活がスタートするなんとなくわくわくする季節なのでしょうけれど、私の場合、ゴールデンウイークくらいまで憂鬱な日々が続きます。早いとこ夏になってくれると良いのですが。
Posted at 15時59分
2007年02月09日(金)
体にしこりができたのですが・・・ [病気に関するお話]
動物も中高年になってくると体にしこりができるのはよくあることです。
ここでお願いしたいのは、くれぐれも何の根拠もないまま
「しばらく様子を見よう」
と考えないでください。様子を見る=何もしない 事です。
いったん出来てしまったものは引っ込むはずありません。とりあえず獣医師に相談してください。何もうちの病院でなくてもかまいませんので。
獣医師がよくやることとしては、
とりあえずしこりに細い針を刺させてもらって、
@化膿あるいは炎症か
A化膿ではなく腫瘍(いわゆる癌)の可能性は考えられないか
をスクリーニング的にチェックします。@であれば抗生剤で8割がた治ってしまいます。Aの場合は小さいうちにゆとりをもって大きめに切除し病理組織検査に提出します。そこで良性腫瘍であれば一安心、悪性腫瘍であれば経過観察を念入りにしながら、抗がん剤に反応するものであれば抗がん剤を使用するかどうかご相談することとなります。
もちろん処置(手術)は全身麻酔下で行うこととなるので、あまりにも高齢な子はやめておいたほうが良いこともあります。最終的な判断は飼主さんにしていただくこととなりますが、いずれにせよ体にしこりを見つけた場合は小さいうちになんとかすることをお勧めしておきます。
Posted at 00時03分
2007年02月06日(火)
白衣フェチ? [院長日記]
フェチ=フェチシズム・・・異性の身につけるものや髪の毛などによって性的快感を得ること(三省堂国語辞典第三版より)
ただしフェチシズムが学問的にも使用される言葉であるのに対し、フェチは性的嗜好を俗に表現する場合に用いられるらしい(インターネットのWikipediaより引用)。
小難しい定義はこれくらいにして、誰でも少なからずフェチといってよいものはあるでしょう。筋肉フェチ、足フェチ、匂いフェチ、制服フェチ、めがねフェチ、ひげフェチなど。タイトルの白衣フェチとはもちろん私のことではありません。白衣を見ると仕事をする気になり「萌え」どころではありません。
うちの猫の「ゆず」のことです。
仕事が終わりくつろいでいる時や、酒を呑んで酔っ払って子供相手に管を巻いているとき「ゆず」はほとんど寄ってきません。子供と妻が不在のときだけ仕方なく甘えてきます。が、しかし仕事の途中で用事があり、白衣をきたまま2階にあがると呼んでもいないのに甘ったるい声で擦り寄ってきます。「忙しいからあっち行っとってくれ」といっても足元にまとわりつき、つまずいて転びそうになります。全く妙な性癖を持った猫です。もちろん女の子です(ただし避妊手術済み)。
家でごろごろしているだらしないオヤジより、仕事をしているおとうのほうがかっこよいということでしょうか? 猫になんざ言われたくねえや。
Posted at 00時25分
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