2007年02月01日(木)
鳥インフルエンザ [病気に関するお話]
最近、また鳥インフルエンザが猛威を振るっています。
しかし、過剰な反応、心配はする必要ありません。
1.鶏卵・鶏肉からは感染しません。
ただし養鶏業者、養鶏にかかわる獣医師は注意が必要です。
2.飼育鳥・学校の鳥は閉鎖空間(鳥かご内で野鳥との連絡がない場合)で飼育している限りは病気の感染ルートがありません。
3.感染源と考えられているのは水禽類(カモ類)であり、一般の人が水禽類と密に触れ合うことは考えられません。
今後とも事態の推移を大騒ぎすることなく冷静に見守りましょう。
タイトルをクリックしていただくと日本小動物獣医師会のサイトに行きます。関心ののある方は是非どうぞ。
Posted at 16時14分
癒しのつり [院長日記]
昨日は休診日だったので朝早くから釣りに行ってきました。
行き先は一宮市の北方ます釣り場、つまりマスの管理釣り場、つまり釣堀です。いつも釣っているシーバスは寒い間、名古屋港内から姿を消すので、船に乗らない限りはなかなか釣れません。
野生の警戒心の強いスレている魚と違い、温室育ちの養殖魚はどんどん釣れます。何もかも忘れてひたすら釣りに没頭です。にじますばかり30匹以上は釣れたでしょうか。夕食のおかずになる分だけ魚籠(魚を生かしておく網)に入れて、後は釣れたはなからなるべく傷つけないようにしてそのまま放流です。ここしばらく急患や重症な症例が続き、少し疲れ気味でしたので、わずか午前中4時間の釣行でしたが、久しぶりにたくさんつれて釣堀といえども癒されました。
魚釣りも恋愛も警戒心の強いすれっからし(いわゆる高嶺の花)がつれたときは、喜びも大きいのですが、あまりつれないのもいけません。そのうちあきらめて狙うのをやめてしまいます。高嶺の花の方々は時々相手につられてあげましょう。ただしあまりつれすぎると「釣った魚に餌はやらない」ということになるので注意しましょう。
また今日から仕事と勉強がんばります。
Posted at 15時52分
2007年01月28日(日)
憧れのフィットネスクラブ [院長日記]
自分の健康管理のためにも開院当初から、常々フィットネスクラブに入会し近代的な効率の良いトレーニングをしたいと思っています。
しかし、現実はそんなに優雅なことはしておられません。
このところ毎日、急患さんと手術に追われています。夜の診察が終わり、遅い夕食を済ませ、子供を寝かしつけたらあっという間にもう22時をまわっています。そんな時間からいけるようなフィットネスクラブはこの辺にはありません。
そんな時間から何がやれるのでしょうか?
もう走るしかないでしょう。 森林公園周辺を約1時間ほどゆったりとジョギングし、家へ帰り、腕立て伏せ、腹筋、倒立、柔軟、風呂場での半身浴で合計2時間がいつものメニュー。
当分はこんな感じでしょう。いつになったら憧れのフィットネスクラブに入れることでしょう。
Posted at 00時25分
2007年01月26日(金)
尿閉(結石で詰まっておしっこが出なくなること)の話 [病気に関するお話]
尿閉とは主に尿路結石で尿道がふさがってしまいおしっこが出なくなることを言います。犬、猫ともに、男の子の方が女の子よりも尿道が細くて長いため、尿閉のリスクが高いです。
こうなったら緊急です。決してそのまま様子をみるなどしてはいけません。
直ちに病院へGOです。様子を見ていると最悪の場合、尿毒症を起こして死んでしまいます。
検査の結果、単に膀胱炎でおしっこが近くなっているだけなら一安心。緊急性はありません。おしっこの検査をしっかり行い原因に応じた治療をしっかりやっていきましょう。
尿閉の場合は、尿カテーテルなどを用いて、直ちにおしっこが出るような処置を行いますが、重症の場合、尿道内にぎっしり結石が詰まってしまいカテーテルが入らない事があります。こうなったらもう緊急OPEしか助かる道はありません。うちでも年に2〜3回は尿閉の緊急OPEを行います。
こんなことにならないように常日頃から元気・食欲はいつもどおりか?うんち・おしっこはきちんと出てるか?量・色・臭気に変化はないか観察しておきましょう。
Posted at 23時43分
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