2007年02月09日(金)
体にしこりができたのですが・・・ [病気に関するお話]
動物も中高年になってくると体にしこりができるのはよくあることです。
ここでお願いしたいのは、くれぐれも何の根拠もないまま
「しばらく様子を見よう」
と考えないでください。様子を見る=何もしない 事です。
いったん出来てしまったものは引っ込むはずありません。とりあえず獣医師に相談してください。何もうちの病院でなくてもかまいませんので。
獣医師がよくやることとしては、
とりあえずしこりに細い針を刺させてもらって、
@化膿あるいは炎症か
A化膿ではなく腫瘍(いわゆる癌)の可能性は考えられないか
をスクリーニング的にチェックします。@であれば抗生剤で8割がた治ってしまいます。Aの場合は小さいうちにゆとりをもって大きめに切除し病理組織検査に提出します。そこで良性腫瘍であれば一安心、悪性腫瘍であれば経過観察を念入りにしながら、抗がん剤に反応するものであれば抗がん剤を使用するかどうかご相談することとなります。
もちろん処置(手術)は全身麻酔下で行うこととなるので、あまりにも高齢な子はやめておいたほうが良いこともあります。最終的な判断は飼主さんにしていただくこととなりますが、いずれにせよ体にしこりを見つけた場合は小さいうちになんとかすることをお勧めしておきます。
Posted at 00時03分
2007年02月06日(火)
白衣フェチ? [院長日記]
フェチ=フェチシズム・・・異性の身につけるものや髪の毛などによって性的快感を得ること(三省堂国語辞典第三版より)
ただしフェチシズムが学問的にも使用される言葉であるのに対し、フェチは性的嗜好を俗に表現する場合に用いられるらしい(インターネットのWikipediaより引用)。
小難しい定義はこれくらいにして、誰でも少なからずフェチといってよいものはあるでしょう。筋肉フェチ、足フェチ、匂いフェチ、制服フェチ、めがねフェチ、ひげフェチなど。タイトルの白衣フェチとはもちろん私のことではありません。白衣を見ると仕事をする気になり「萌え」どころではありません。
うちの猫の「ゆず」のことです。
仕事が終わりくつろいでいる時や、酒を呑んで酔っ払って子供相手に管を巻いているとき「ゆず」はほとんど寄ってきません。子供と妻が不在のときだけ仕方なく甘えてきます。が、しかし仕事の途中で用事があり、白衣をきたまま2階にあがると呼んでもいないのに甘ったるい声で擦り寄ってきます。「忙しいからあっち行っとってくれ」といっても足元にまとわりつき、つまずいて転びそうになります。全く妙な性癖を持った猫です。もちろん女の子です(ただし避妊手術済み)。
家でごろごろしているだらしないオヤジより、仕事をしているおとうのほうがかっこよいということでしょうか? 猫になんざ言われたくねえや。
Posted at 00時25分
2007年02月04日(日)
あっという間の時間 [院長日記]
毎日ほんと時間がたつの早いですね。
昨日は診察終了後、21:00より矢場町で2時間勉強会。家に帰って入浴し、手術した子の夜のチェックをし、問題ないことを確認し、一杯引っ掛けているとあっという間に2:00になり就寝。
今日も(もう昨日ですね)診察終了後、21:00より岩倉で勉強会の予定。
今日ははじめはゆったりしていたのですが11時ごろから混みはじめ、午前の診察の終了が遅くなってしまいました。午前と午後の間に麻酔をかけての検査と処置が2つ入り、滞りなく終了したものの、ひと段落つき、昼食をとったのは3時でした。慌しく食事を取るとあっという間にもう午後4時。あと30分で午後の診察です。診察はじめはゆったりしていたのですが、7時ごろから忙しくなり診察終了も30分ほど遅くなりました。大急ぎでヨーカ堂の弁当をかきこみ、30分ほど遅れて岩倉に到着です。
今日も有意義な内容でした。
毎回勉強会でお会いする先生は、どこへ行ってもお会いします。昨日見かけた先生が今日も来ています。この先生たちに置いてかれないようにしなくてはと何時も思います。
もう1:30を過ぎてしまいました。明日も仕事なのでもう寝ます。
Posted at 01時09分
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