人間では、虫歯の予防になるということでガムなどのおやつにキシリトールは用いられています。しかし犬ではキシリトールにより問題が出てしまうことがあります。その問題とは
１．低血糖痙攣・・・命にかかわります。
２．肝障害・・・重症化することも
キシリトールに対する感受性は個人差（個体差）があるので摂取イコール重症というわけではありません。果物にも含まれている物質ですのでそんなに神経質になる必要はなさそうです。しかしながらキシリトール入りのガムやお菓子を盗み食いしたときは、キシリトールを大量に摂取したことのなるので注意が必要です。去年の中部小動物臨床研究発表会でも一宮市のチアキ動物病院の院長先生がキシリトールガムを誤食して具合が悪くなったワンちゃんに関する発表をされていました。中日新聞にも出ていたので目にした方もいらっしゃるかと思います。
犬用の商品、フードにもキシリトール含有のものがあります。おそらく問題を生じさせるような量は入ってないと思われますので、やるやらないのご判断は飼主様がされることですが、できればやめておいたほうが無難ではないかと思います。参考までに少し詳しく書かれているサイトを。
http://poochnavi.com/know/02.html

あけましておめでとうございます。平成１９年の診察が始まりました。今日午前中来院された飼主様、お待たせして申し訳ありませんでした。来週からはおそらくいつもの１月のペースになるかと思います。

さて、今日ぐらいから体を動かし始めて、この冬についた余分な肉を落とすことにします。３月ぐらいにはスリムになったNEW水越で診察させていただく予定（予定変更アリ）です。

年末年始ですね。
飼主さんもばたばたと忙しいことでしょう。動物たちは飼い主さんたちの様子がいつもと違って慌しいので少なからずストレスを感じています。おなかの調子も崩しやすくなっています。そんな状況で「正月だから特別だ」などといって、高級なお肉やえび、かに、お刺身など普段与えたことのないようなものを与えないようにしてくださいね。次の日から下痢や嘔吐、場合によっては顔が腫れ上がって痒がって（人間の蕁麻疹みたいなもの）しまうことがあります。
　特に年配のお客さんなどは悪気はなくてもつい与えてしまうことがあるので要注意です。くれぐれもいつもと違うものは与えずに、なるべく動物たちにストレスをかけないようにしてあげてくださいね。

今年の終わりにとうとうホームページを開設しました。今後不定期ながら日記？週記？釣行記？どんなものになるかわかりませんが、とりあえず思うがままに書いていこうと思います。診察とは関係ないことも多いので、お暇な方だけどうぞ。病院関係は、臨時休診のお知らせやその他のお知らせなど院長日記以外をご覧ください。

今年も年内の診察が終了しました。ほんとにあっという間の１年でした。自分の体重は、去年の年末に比べ１割増しです。正月休みが終わったらダイエットすることにしましょう（今からやれば良いのですが）。来年の目標は大学生時代の体重（１２年前）に戻すことです。まあ、無理しない程度にがんばることにしよう。

１月２１日（日）
都合により臨時休診とさせていただきます。