2007年12月14日(金)
夜のお仕事 [院長日記]
夜のお仕事と言っても、当然ながらお水系ではありません。
ここ数日、診察終了後の仕事が目白押しです。
昨日は、夜9:00から矢場町の名古屋コミュニケーションアート(動物関係などの専門学校)でてんかんのセミナーでした。うちの病院は8:00に診察時間終了なので9:00スタートのセミナーに間に合ったことは一度もありません。だいたい10分は遅刻してしまいます。
今日は病院を閉めたあと、ちょっとした手術をしていました。
明日は明日で、昼間に2つ、夜に1つ手術予定です。
年末はなぜだか手術や急患が多いように感じます。
だいたい、朝はいつも6:30に起きて入院さんのチェックをして、夜は、病院を閉める8:00に仕事が終わるはずもなく、病院を閉めてからいろいろ仕事があり、ようやく一息つくのがこの時間(0:00ころ)で、布団に入るのは入院さんが大丈夫なのを確認してからなのでだいたい1:00〜2:00ぐらいです。いったい一日何時間働いているのでしょう?この仕事が好きじゃなきゃやってられません。完璧に労働基準法に違反してますな。経営者・サービス業・医者などに労動基準法は関係なかったでしたっけ?
うちの患者様でこのブログをご覧になってる方がいらっしゃいましたら、どうか、時間をかけたしっかりした診察を受けるためにも診察時間終了間際の駆け込み来院は避けてくださいね。後から大きな手術が控えていたり、できるだけ早いうちにやったほうが良い手術が控えている場合、診察時間終了ぎりぎりですと、決していい加減な治療をすることはありませんが、確定診断までしっかり検査をする時間がなく、その日は対症療法(症状だけに対応する治療)しかできなくなってしまいます。もちろん急患はこの限りではありませんが・・・・・
動物病院は決して午前・午後の診察時間の間は休憩しているわけではなく、手術や入院のチェックなどをやっています。夜は勉強会に出席したり、やっぱり手術などをやっています。
獣医師はけっこう忙しいのです。ビンボー暇なし、ですね。まだまだ必要な医療機器はたくさんあります。当面は働いて得た収益は院内の設備投資に回ります。開業してから7年目ですが、ちっとも借金が減りません(泣)・・・・・・
Posted at 23時49分