2007年05月10日(木)
カブトムシ [院長日記]
一昨日、昨日と暑かったですね。
気温が30℃を超えるとカブトムシを探しに雑木林へ行きたくなります。
うちは男の子が2人いるので、
「おーい、カブトムシ探しに連れてってやるぞ!」
と言うと喜んでついてきます。子供をダシにこの年になっても堂々とカブトムシを捕りに行ってます。
そんなにたくさん捕るわけでは有りませんが、毎年必ず野生のカブトムシをゲットしてます。
カブトムシを捕るちょっとしたコツをお教えします。よろしければ参考にしてください。といっても所詮私はプロではないので、レベル的にはたいした事ありませんので悪しからず。
1.どんぐりのできる樹の樹液に集まります。
2.昼間カナブンの集まる樹をチェックしておく。
3.日が暮れたら2の樹だけチェックすると効率よく捕れます。
4.場所は森林公園全域。年によって樹液の出が良い樹が違います。
5.樹液は甘いというよりやや酸っぱい匂いがします。うちの長男に言わせると「1日履いた靴下の香り」だそうです。下品でごめんなさい。しかし、私に言わせると樹液の匂いは樹液の匂いです。
以上のことを意識しながら、カナブンの集まる樹を地道にチェックしていけば確実に野生のカブトムシをゲットできます。
ただし注意事項も有ります。
1.スズメバチ:樹液の出るところには必ずスズメバチがいます。決して刺されてはいけません。下手すると命にかかわってしまいます。
2.マムシ:森林公園はマムシが出ます。こいつに咬まれても命にかかわってしまいます。
3.首吊り死体:森林公園周辺は数年に一度は首吊り死体が発見されます。こんなものに出会ったら子供を連れての楽しいカブトムシ捕りがとんでもないことになってしまいます。2度と夜の森には入れなくなってしまいますね。
4.幽霊:霊感の強い方は森林公園はお勧めしません。私が開院当初、独りで夜中(AM2:00ごろ)何の気なしにカブトムシをとっていた場所に霊感の強いツレを連れて行ったら「ゴメン、勘弁して。怖くて目が開けれん。」と言われてしまいました。後から知り合いの美容師のSさんに教えてもらって初めて知ったのですが、この件の後しばらくしてから、私がカブトムシを捕っていたすぐ近くから白骨死体が見つかったみたいです。
「知らぬが仏」といいますが、ホントそうですね。私自身は霊感は全く無いので夜中でも関係なしに森に入ってしまうのですが、もし霊感が強ければ夜中のカブトムシ捕りや夜釣りなんてできませんね。
以上のことに気をつけて皆様、今年の夏は是非、お子様のために野生のカブトムシをゲットしてください。
私もがんばります。
Posted at 22時54分
2007年05月04日(金)
熱中症に気をつけて [病気に関するお話]
ゴールデン・ウイークも中盤に差し掛かりましたが、飼主の皆さんいかがお過ごしでしょうか? お休みを満喫されてますか? 仕事の方はご苦労様です。その分他の日にゆっくり休んでくださいね。
うちは今日も午前中は診察やってます。
ところで、最近昼間は汗ばむほどになってきましたね。急激に気温が上昇するときに、是非気をつけていただきたいのは、ワンちゃんの熱中症です。
真夏よりも、むしろゴールデンウィークくらいから梅雨時にかけてが多く見られます。 急激な気温の上昇にワンちゃんの体が適応できないためと思われます。熱中症になりやすいワンちゃんは
1.肥満
2.大型犬
3.短頭種(パグ、シー・ズー、ペキニーズ、チン、ブルドック各種)
4.興奮しやすいワンちゃん
です。 症状は
1.いつもよりゼイゼイと呼吸が荒く目が真っ赤に充血
2.ゼイゼイいってぐったりしている
3.体が熱くゼイゼイいって意識朦朧
などです。「今日は蒸し暑いな」と感じたらとりあえずワンちゃんの様子を見てください。ワンちゃんがいつもよりゼイゼイいって、いかにも暑そうなら人間は我慢できてもワンちゃんのためにクーラーや扇風機を使って体を冷やしてあげてください。新鮮なお水をたっぷり与えてください。
それで呼吸が落ち着き快適そうな顔になればOKです。
飼主さんが気がついたとき、すでにワンちゃんがゼイゼイいってぐったりして意識朦朧としているようならとりあえずやっていただくことは、体の冷却です。お風呂場に行ってシャワーで冷水を体に思いっきりかけてください。そのとき誤嚥(気管に入ってしまうこと)しないように気をつけてください。
冷やしている間に病院に連絡をし、連絡がつき次第、ワンちゃんを冷やしながら病院に連れてきてください。
ここで大事なのは、必ず病院にアポをとり診察可能なことを確認してから病院にお連れいただくことです。
うちに限らず、どこの病院でもそうですが、獣医師が不在の場合は診察治療ができないため、せっかく大急ぎで病院へ行っても、またそこから別の病院を探さなければなりません。この時間のロスが明暗を分けてしまうことがあります。
かかりつけの病院に連絡が取れない場合、手術中などで診察ができない場合は、決して、かかりつけの病院にこだわらずに、診察可能な病院を探していただき、直ちに治療を受けていただくことをお勧めいたします。
夜間の場合(PM9:00〜AM2:00)は名古屋獣医師会夜間緊急診療所をお勧めします。必ず電話でアポを取っていただき当直の獣医師の指示に従ってください。
繰り返しになりますが、熱中症が疑われる場合は、くれぐれもしばらく様子を見ようとは考えないでください。本当の緊急です!!
Posted at 08時25分
2007年04月23日(月)
ああ、勘違い [院長日記]
以前も書きましたが院長日記は、私がリラックスしているときに思うがままに書き綴った言うなれば、徒然草のようなものです(どこが?)。
全く獣医療とは関係有りません。はっきり言って時間の無駄なので、院長の戯言に付き合っていただける人だけお読みください。
それ以外の方は、お知らせと病気の話をどうぞ。
さて、タイトルの「ああ、勘違い」についてですが、何か言葉を聞いた時、本当の意味より先に、そのとき聞こえた言葉をそのままイメージしてしまうことってありませんか?
ちなみに私はガキのころからこの癖が抜けません。
1.ウスバカゲロウ:もうじき発生する昆虫です。「愛はかげろう」という歌が昔ありましたが、もちろん、ウスバ・カゲロウ、「うすば」と「かげろう」の間で切れます。漢字で書けば薄羽蜉蝣です。決してウスバカ・ゲロウ、漢字で薄馬鹿・下郎ではないですね。うすばかげろう君の儚いイメージがいっきにダウンしてしまいますね。ごめんなさい。ちなみに中学生のときどっちかわかりませんでした。
2.台風一過:台風が過ぎ去ったことですが、幼いころ(小学生)の私は台風一家、つまり台風のお父、お母、子供が連発でやってくると思って警戒していました。
3.雷雨注意報:読んで字のごとくですが幼いころ(小学生低学年)の私は餃子のたれに垂らす「ラー油」が降ってくると思い「そりゃー大変だ、目にしみてしょーがねーや。」と警戒していました。
思いだしたらキリがありません。
そういえば3〜4年前に、漫画の読者のページで「オンブズマン」というタイトルでなぜか、ゲゲゲの鬼太郎に出てくる「子泣きジジイ」が描かれていました。不覚にもつぼに入りウケてしまいました。世の中同じような事を考えている人がいるもんだと感じました。
つまらないネタですみません。今日はこの辺で終了です。
Posted at 23時52分
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