言葉って不思議ですね。
古くは言葉＝言霊（ことだま）つまり、ヒトが発した言葉には魂が宿ると考えられていたようです。
　何が言いたいかというと、誰しもが他の人が何気なく言った言葉に強く感動したり、ひどく傷ついた経験があるのではないでしょうか？
　最近、獣医学雑誌を読んでいて、感銘を受けた一文がありました。
「人間は2つの人種しかいない。ひとつは不可能なことをどうやったら可能にできるか考える人種である。もうひとつはできない理由を探し、自分ができないことを正当化する人種である。」
このブログを読んでいただいているアナタは果たしてどちらでしょう？私はこの言葉を読んではっと気づきました。気がついたら後者の人種になっていたようです。
人間いつまでもチャレンジ精神を忘れてはいけません。
獣医療に関しては、一見無理っぽく思えることでも、がんばって切磋琢磨して実現可能にしていく努力だけは怠らないように心がけていくようにします。

あんまり暑そうなので、簾をかけてやりました。
とても、快適そうです。でも、近づけすぎるとかじってしまいます。相変わらず、頭弱い･･････

男って、子供の頃からどうでもよいものを収集するクセがありませんか?　
傍からみるとどうでもよいような物を、やたら大事にしているヒトって、周りに一人や二人いますよね。

私も例外ではありません。釣りに行って、その日やたら調子よく釣れるルアーがあると、ついつい、いくつも集めてしまいます。
嫁が呆れて「こんなに同じルアーばっかりどうするの？」と聞いてきます。そんなときはすかさず
「これは、失くしたときの予備だ。そんでもってこれは色違いだ。海水の色や釣りをする時間で魚が反応するルアーの色が違うのだ。」
などと講釈をたれます。しかし冷静になってみるとイワシ色、パールホワイト、レッドヘッド、背赤腹金、蛍光黄色、ブラックなど、自分でも「ホントにこんなに要るやろか？」と思うほどたくさん集めてしまいます。俗に言う「オトナ買い」というやつです。
気に入ってしまうとつい同じルアーが増えてしまいます。心の熱中症といったところでしょうか?

　今日は久しぶりに雨も上がり、朝から暑いですね。
こんな日はワンちゃんの熱中症に気をつけてあげてください。
・肥満気味
・大型犬
・心臓病
・高齢犬･若齢犬
・短頭種（全てのブルドッグ、パグ、シーズー、狆、ボストンテリアなど）
以上のワンちゃんはとりわけ暑さに弱いです。ワンちゃんは暑くても汗をかいて体温を下げることはできません。汗をかく代わりに呼吸の回数を増やすことで体温を下げます。いつもよりハアハアと口を開けて呼吸していたら、いつもより気にして見てあげてください。取りあえず、扇風機で風を送ってあげるのもよいでしょう。それでも、暑そうなら躊躇なくクーラーをかけてあげてください。ただし冷やしすぎも良くありません。

ワンちゃんをドライブに連れて行く場合もこの時期は特にご用心を。運転席は涼しくても、ワンちゃんのいるケージの中はけっこう温度が上がってしまうこともあります。こまめに休憩を取って、ワンちゃんのチェックをしてあげてください。

いずれにせよ、新鮮な飲料水は切らさないようにして、こまめに水分の補給をしてあげてください。

もうじき楽しい夏が来ます。ワンちゃんといっしょに夏をエンジョイしてください。

写真は本屋で見かけてつい衝動買いしてしまった絵葉書です。