2008年02月21日(木)
院長早退のお知らせ [お知らせ]
3/9(日)
午前11:30より院長不在です(学会発表してきます)
ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いいたします。
Posted at 15時48分
2008年02月19日(火)
めじろ [院長日記]
昨日の昼間、東栄小学校の生徒さんが
「鳥が弱って落ちてた」とメジロをつれてきました。
来院時は、意識朦朧で足がもつれていました。
本来、野生動物は自然淘汰されて、強いものだけが生き残っていくべきなので、人間の手に捕まってしまうような衰弱した動物に人の介護を加えるべきではありません。
でも、まあ小学生がせっかく優しい気持ちをもって連れてきたことなので難しいことは考えずに、一晩強制給餌と保温をしました。(医療行為は一切やってません)
そしたら、朝から自力でみかんを突っつくようになったのでついさっき放鳥しました。最近の寒さと飢えで衰弱していたのでしょう。
野生動物救護ハンドブック(文永同出版)によると冬場は巣立ち間もない、メジロの若鳥がよく保護されて来るそうです。
しかし、野鳥で難しいのは、保護した人は良いことをしたつもりでも、実際は親鳥から若鳥を誘拐してしまっていることがあります。
いったいどういうことでしょうか?
巣立ちの時期になると、飛行訓練をしているまだうまく飛べない若鳥を保護(したつもり)してしまう事例が多くなります。保護するときは必ず近くに親鳥がいないかしっかり確認することが必要です。人が保護するよりも親鳥が世話をしたほうが当たり前ですが、はるかに生存率は高いです。
くれぐれも鳥を保護したつもりで誘拐しないようにしなくてはなりません。
今回のケースは衰弱していたので、そのままにしていたら間違いなく夜のうちに死亡していたと思います。
野生動物にどこまで手を加えてよいか、いつも悩むところですが、やさしい小学生たちが保護してくれたおかげでメジロはさっき元気に飛んでいきました。
このまま、元気に生きていってくれることを願っています。
Posted at 09時54分
2008年02月13日(水)
オトコの香り [院長日記]
今話題のガムです。
朝一番に噛んで、診察時間になる頃にはオトコの香りを醸し出してやろうともくろんでいました。
しかしめざとい子供たちに見つかりました。子供3人が「食べたーい」の大合唱。
こちらとしては「ガキンチョにはやれんな。大人のオトコの噛むものだ。」と冷たく言い放ちましたが、子供3人からの大ブーイング。結局、明日に家族みんなで分けることになりました。
明日は家族5人(うち2人は女!!)で「オトコの香り」を醸し出すことにします。
ところで、ガムの注意書きに「一度に大量に食べると体質によりお腹がゆるくなる(下痢する?)場合があります・・・」と書かれています。オトコの香りをいっぺんでたくさん醸し出そうと大量に食べると、オトコの香りどころか別の香りが臭ってきそうです・・・・・
Posted at 21時56分
動物病院からのお願い [病気に関するお話]
今更ながらですが、動物病院に御来院していただくときの病院からの飼主様へのお願いです。
1.犬:必ずリードに繋いでいただくようお願いいたします。ワンちゃんが待合室を動きまわらないようにしてください。いろんな性格のワンちゃんが来院しますので場合によってはケンカして怪我をしてしまう、あるいは怪我をさせてしまう場合があります。診察の順番までワンちゃんを自由にさせないようにリードを短く持ってお待ちください。
2.猫:必ずケージか洗濯ネットなどに入れていただくようお願いいたします。ふだんおとなしい猫ちゃんでも吠えまくる大型犬などに出会うとパニックになってしまいます。いったんパニックになってしまった猫ちゃんは飼主様でも制御不可能です。それどころか飼主さんも大怪我をする恐れがあります。開院当初「うちの子はおとなしいから、ケージなんかいらない。」とおっしゃっていた飼主様の猫ちゃんが、病院へ入る直前に逃げ出したことがありました。幸いご近所の方でしたので、3日後に無事に帰ってきて、そのあとはきちっとケージに入れていただけるようになりました。猫ちゃんのほうもケージに入っていた方が、知らないところにつれてこられた恐怖心が多少は和らぎます。
3.診察時間終了直前の飛び込み来院
診察時間終了直前の飛び込み来院、もしくは、診察時間終了数分前に電話をおかけになっての診察依頼は、できる限りご遠慮いただくようお願いいたします。
もちろん本当に緊急で、動物の状態がやばそうな場合はこの限りではありませんので、遠慮なくご連絡ください。
患者様の中には、動物病院は診察が終了するとそのまま休憩時間になるとお考えの方が少なからずいらっしゃいます。
診察時間外=休憩中=連絡さえすれば待たずに診察可能とお考えになられるようです。しかし、ほとんどの日は午前中診察時間が終了すると、直ちに手術が控えています。
また夜の診察時間終了後は予定外(緊急手術など)の手術や、勉強会があるときが多々あります。診察時間終了後に直ちに手術に入ったり、病院を離れ勉強会会場へ出向くため、深夜まで獣医師が不在となる日も結構あります。
一般の動物病院は、人間の病院と異なり少人数で内科から外科まで行い、TVに出てくるようなよほどの大きな動物病院を除けば、当直もなく(人数的に不可能です)、少人数で朝から夜まで、内科から外科(手術)までせわしなく仕事を行っています。その中で確実に外来の診察をさせていただく時間が診察時間なのです。診察時間中であれば訓練された動物看護士も受けつけもおりますので、時間外の院長1名で行う診察よりも、スムースで動物にストレスのかからない診察・治療を受けることが可能です。
どうかこれをご覧になっている飼主様は、もし可愛い動物の具合が悪いようでしたら、時間にゆとりをもって診察にお連れください。
長々と書いてしまいましたが、以上の事柄は何もうちの病院に限ったことではありません。他の病院に通っていらっしゃる飼主様にも参考になると思いますので、動物病院とよりよい信頼関係を築くためにも是非、ご参考にしていただけたら幸いです。
Posted at 09時37分
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