2011年04月17日(日)
久しぶりの海上釣堀 [院長日記]
この前の水曜日は久しぶりに海上釣堀へ行ってきました。結果はマダイ4匹、シマアジ4匹、グレ3匹の合計11匹とまずまずの釣果でした。
いつも私が行く釣堀は三重県南伊勢町迫間浦にあります。迫間浦は先日の大震災で津波の被害を受けた場所でもあります。幸いにも人的被害はなかったようですが、新聞に以下の見出しが出ていました。
「漁業被害、数十億円も 迫間浦、魚8割失う 」
迫間浦や礫浦はリアス式海岸のため普段は波が穏やかで、タイの養殖が盛んな場所です。今回の津波で軒並みタイの養殖業者さんたちは被害を受けてしまいました。
以下の文章はいつもお世話になっている海上釣堀のホームページから抜粋させてもらいました。
「平成23年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震の津波の影響で傳八屋を含む迫間浦・礫浦の養殖業者は多大なる被害を受けました。予想以上の被害の為、今年のタイ・来年のタイも不足となり当分の間タイの放流を減らし、高価なシマアジを1人1枚放流はお約束させていただきます。
迫間浦・礫浦復興のため釣り堀に沢山の方のご来店をお待ちしています。ガンバレ迫間浦!ガンバレ礫浦!」
この文章を読むと、津波の被害を受けた地域でも、幸いにも人的被害や原発の影響の無い場所では、震災のダメージから復活するには、普段通りの経済活動が必要なことがわかります。
幸いにも震災の影響を受けなかった人たちが、旅行やレジャーを自粛してしまうと、かえって復興のためにならないということが良く分かります。私たち東海地方の人間は、これまでどおりの生活をし、日本の経済がこれ以上落ち込まないようにしていく努力が必要なのではないでしょうか。もちろん、過剰な浪費はいただけませんが、自粛しすぎもかえって良くないように思います。
福島の原発問題が1日も早く終息に向かい、東日本が復興することを願ってやみません。
Posted at 11時01分