2008年12月16日(火)
鹿、ですか・・・・・ [院長日記]
今日、昼間の手術中に往診依頼が入りました。
患者はなんと「鹿」さんでした。朝から衰弱して立てないということでした。
うーん、鹿さんですか、シカ、しか、鹿・・・・・
奈良でせんべいを与えたことはあっても、私が小学生の頃の話です。獣医師として鹿に接したことはまったくありません。獣医学科の学生時代6年を振り返ってみても、まったく鹿に接したことはありません。
大学を卒業し獣医師免許をとってから13年間ずっと犬猫ひとすじですので、鹿さんの扱い方さえ全くわかりません。私の卒業論文の対象が飛騨牛でしたので、牛さんの扱いなら多少はわかりますが・・・・・・・・
いつも、子供たちと一緒に見ていた鹿さん達のうちの1頭であることは間違いないので、往診に行ってなんとか役に立ちたい気持ちはありましたが、現実問題として、目の前に麻酔をかけて手術真っ最中のネコさんがいるということと、自分が全く鹿の触り方も知らない素人であることを考え、電話を受けたスタッフに丁重にお断りするように言いました。
先方さんとしては、プロの獣医師の仕事を期待しているはずですので、ど素人の私が出る幕ではありません。その代わりに愛知県獣医師会に電話をして相談していただいたくようお願いしました。
どなたか、良い獣医師が見つかっているとよいのですが・・・・・・
私の懇意の獣医師は同級生以外はみんな小動物の獣医師ばかりなので、紹介するわけにもいきません。
ホントごめんなさい。鹿の診察は無理です。
Posted at 00時20分