2007年11月10日(土)
偽装問題 [院長日記]
最近何か、まじめに仕事してるのがアホらしくなりますね。
耐震偽装、賞味期限改ざん、名古屋コーチン問題、断熱材のインチキ申請、国家機密の名の下での防衛省のお偉いさんと業者の癒着、安部総理の政権投げ出しに続く、野党第一党党首のプッツンぶりなど、最近ため息が出る出来事ばかりです。
日本ってこんなにテキトーな国でしたかねぇ?
食品関係の賞味期限改ざんなどは、消費者をなめきってますね。
こんなテキトーな仕事がまかり通るなんてうらやましい限りです。こっちは、寸暇を惜しんで、勉強会などに出席し、少しでもクライアント(患者様)の期待に沿えるような獣医師になろうと日々研鑽しているのに・・・・・
まあでも、よその業界は関係ありません。獣医業界もほんのごく一部ですが、人間の医者と同様、悪徳獣医師と呼ばれるような、同業者の私から見てもひどい獣医師がいることは事実です。しかし、ほとんどの獣医師は自分のクライアントに喜んでもらうために日々頑張ってます。
いずれにせよ、自分の良心に反するような仕事をしてはだめです。偽装が明らかになった会社のほとんどは内部告発ということでした。
うちの病院は、誓って、開院当初から一度も治療に関してクライアントの皆様にうそをついたことはありませんし、中途半端なことをしたことはありません。これからも、自分の良心が痛むようないいかげんな仕事はけっしてやるつもりはありません。
毎日次々に明らかになる、いい加減な会社の偽装問題に嫌気が差しつつ、少なくとも自分の病院ではクライアントの皆様を欺くことは決してやるまい、と強く、つよーく思ったのでした。
Posted at 01時14分